セックスの経験豊富とはいったい?

大人になるとさすがにそんな話題はあまりしませんが、思春期の頃にはよく使ってたような気がするワード。
「経験豊富」
あれっ?そうでもないですか?言ってませんでしたっけ?
「あの子、意外とオトコ経験豊富だから・・・」とか。
あの経験豊富というのは何をもって経験が豊富なのかということに、なぜか急に疑問を感じてしまったのです。
経験豊富という言葉の違和感
経験豊富のどこに疑問があるんだ?と思う人もいることでしょう。
一般的に経験豊富は体を交えた異性の人数が多いことを指していたと思います。
でも、それだけを経験豊富と呼んでいいのかという疑問です。
あーあ、なんか細かいこと言い出したぞ、めんどくせえ!なんて思うことなかれ。
きっと共感してもらえるのではないかと、いちおう胸を張って発信しているんです。
これでは経験豊富には特定の恋人と毎日のようにヤリまくっている人は含まれないということになります。
そこに私は違和感を感じたのです。
思春期の当時ではなく、最近ふと。
経験とは何を指す?
同じ相手と何度も何度もセックスをしているということは、お互いの体を探求する機会が多いということ。
それは、初回と比較してより濃密さを増したセックスをしている可能性が高いものです。
しかし、不特定多数の異性となんとなくセックスしている人の方が経験豊富と呼ばれるのです。
これってなんかおかしくないですか?
ある男性が、友人を介し「経験豊富じゃない」女性を紹介してもらったとします。
しかし、その女性は前の彼氏と昼夜ヤリまくっていました。
その過去が発覚すると男性はどう思うでしょう?
答えはガッカリすると思います。
仲介者を詐欺だと感じ、怨んでしまう恐れもあるでしょう。
このように経験豊富という言葉の定義の曖昧さには、人間関係に亀裂を生じる危険性が含まれているのです。
そう考えると経験豊富という言葉の真の意味を考えなくてはいけません。
ナンパを日課としていてウン百人斬りを達成したと豪語するチャラ男を経験豊富だと簡単に判断してはいけません。
そのセックスの内容をイメージしてみましょう。
きっとクラブのトイレなどでする、ほとんど前戯もないような簡素で味気ないものだと思います。(偏見)
経験豊富という言葉を使用する際は、その経験というのが何を指すのか、それは人数のことなのか中身のことなのかを明確にすることが重要なのではないでしょうか。
最後に
一つ言っておきたいのは、私はけして経験人数の多い人や特定の相手と濃密にヤリまくっている人を敵対しているわけではありません。
そして、けして地味な思春期を過ごしたわけではないということ。
くれぐれも誤解しないようにしてください。