やる気を出す方法6選！やる気が出ないときの対処法も紹介

「すぐにやらなければいけないことがあるが、どうしてもやる気が起きない」という経験があなたにもあるはずです。

そんな際に、やる気を出す方法を理解していれば、すぐにでもやるべきことに取り掛かれるかもしれません。

この記事では、やる気が出ない原因・やる気を出す方法などを紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

やる気とは

やる気を出す方法の紹介の前に、やる気とはなにかについて確認しておきましょう。

やる気とは自分から意欲的に何かを成し遂げようとする気持ちのことです。

「転職して年収を上げたい」「職場で大きなことを成し遂げたい」といった気持ちがやる気に相当します。

やる気があることで、人は目標や課題に対して達成するための具体的な行動を起こせるようになります。

したがって、何か達成したい目標や解決したい課題がある場合は、いかにやる気を出すかが重要です。

やる気が出ない原因

大きなことを成し遂げるためには、やる気を出すことが重要であると紹介しました。

しかし、やる気はそう簡単に出るものではありません。

では、やりたい気持ちはあるのになぜやる気が出ないのか、その原因について確認していきましょう。

目的や目標が不明瞭

やる気が出ない最も大きな原因が、目的や目標が不明瞭であることです。

マラソンに例えるとわかりやすいでしょう。

マラソンには明確なゴールがあるので、ランナーはゴールに向かって長い距離を走れます。

しかし、そのゴールが不明瞭であればどの程度走れば良いのかわからず、やる気が続かないため、大半の人が途中でリタイアしてしまうでしょう。

仕事などでも同様で成し遂げるべきものが明確でなければ具体的な手順も考えられずやる気も出ないはずです。

目の前のことだけに集中していると、つい本質的な目標を見失ってしまい、やる気を失ってしまうこともあるので要注意です。

マンネリ化している

マンネリ化しているためやる気がでないケースもあります。

最も顕著なのが、仕事でやる気が出ないケースです。

毎日変わり映えのない業務を繰り返し行なっていると刺激を受けられず次第にやる気も失せていきます。

注意しないとどんどんやる気が出にくい状況に陥ってしまうため、心当たりのある人は早急に対策を講じましょう。

過度なプレッシャーがかかっている

過度なプレッシャーにさらされることで、やる気が出なくなってしまうこともあります。

「責任が大きい仕事を任され、休みの日もずっと仕事のことを考えていた」という経験がある人もいるでしょう。

このように、過度なプレッシャーがかかっている状態が続くと精神的に疲弊しやる気も出にくくなります。

適度なプレッシャーはやる気を出すのに有効ではあるものの、無自覚の内に過剰なプレッシャーを感じていることもあるので注意しましょう。

睡眠不足

睡眠もやる気を出すために重要な要素のひとつであり、睡眠不足によってやる気が出ないこともあります。

現代人は慢性的な睡眠不足といわれており、不眠症に悩む日本人も少なくありません。

心と体を休めるための重要な役割を担うのが睡眠であり、睡眠不足が続けば意欲低下や集中力の低下に繋がります。

「やるときはやる、休むときは休む」といったように、メリハリをつけて行動することが重要です。

栄養不足

栄養不足が原因で、やる気が出ないことも珍しくありません。

脳も体の一部であり、我々は口にしたものに含まれる栄養素を活動源にしています。

したがって、脳に必要な栄養素が十分に含まれない食事ばかり摂っていると脳が栄養不足状態になりやる気低下に繋がる恐れがあります。

人が活力を維持するには、タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素が重要であるといわれているので、それらの栄養素を摂取できる食事を意識しましょう。

疲労が溜まっている

疲労が溜まっているためにやる気が出ないことも少なくありません。

「疲労」とは、過剰な活動によって必要以上に疲れさせないための、いわば体からの警告です。

その警告を無視した状態で努力しようとしても体は休息を欲しているため思うように集中できないでしょう。

疲労が蓄積されると、さまざまな病気につながる恐れもあるため、疲労感を無視した努力は厳禁です。

やる気を出す方法

やる気を出すためには、どのような方法が有効なのでしょうか。

やる気を出すために試してほしい6つの方法を紹介します。

生活リズムを整える

やる気を出す方法として、まず実践してほしいのが生活リズムを整えることです。

前述のとおり、疲労が溜まっているとなかなかやる気は出ません。

規則正しい生活を送ることで心身ともに疲労が溜まりにくくなり結果的にやる気が出やすくなります。

早寝早起きを基本として、仕事やそのほかの予定に支障の出ない範囲で生活リズムを整えましょう。

環境を変えてみる

環境を変えてみることでやる気が出ることもあります。

たとえば、日課にしていた筋トレのやる気を出す場合では、ジムに行く時間などを変えてみましょう。

時間が異なれば利用している人や雰囲気が異なるため、新たな刺激を受けることでマンネリ化を脱しやる気が湧いてくるはずです。

取り組む環境を変えて、リフレッシュした状態で集中してやるべきことに励みましょう。

達成できそうな目標を立ててみる

目標が不明瞭のためにやる気が出ない場合は、達成できそうな目標を立ててみましょう。

達成できそうな目標を立てることで、その目標を達成した際に充実感を覚えます。

その達成感が原動力となり、再び次の目標に向かって前向きな気持ちで努力できるようになります。

達成できそうな目標をその都度設定して、やる気が出る仕組みを自分で作りましょう。

小さなご褒美を用意してみる

小さなご褒美を用意してみることも、やる気を出すために有効な手段です。

小さなご褒美とは「一日に決めたタスクを終えられた日に、寝る前に甘いものを食べる」などです。

小さなご褒美がやるべきことをやるモチベーションになり、目標達成のために精力的に活動できるようになるかもしれません。

自分のテンションが喜ぶご褒美を設定し、やるべきことに取り組む気持ちを高めましょう。

リフレッシュする時間を確保する

慢性的にやる気が出ない人には、リフレッシュする時間を確保することをおすすめします。

やるべきことからいったん離れてリフレッシュすることで再び前向きな気持ちで努力できるようになる可能性があります。

リフレッシュの仕方は人それぞれですが、体に疲労が蓄積されるものだと、疲労が逆効果として働く恐れがあるので注意しましょう。

尊敬する人に会ってみる

尊敬する人に会ってみることで、やる気向上に繋がる可能性もあります。

「尊敬する〇〇さんみたいになりたい！」と考え、目標達成に向けて努力している人も少なくないでしょう。

そのような尊敬する人がいる場合その人に会う機会を作ることで刺激をもらい、新たな気持ちで努力できるようになるはずです。

SNSで簡単に人と繋がれる時代のメリットをフル活用して、思い切って連絡してみてはいかがでしょうか。

やる気が出ないときの対処法

前述したやる気が出る方法を実践しても、稀にうまくいかないこともあります。

そのような場合に試してみてほしい、やる気の出ないときの対処法を紹介します。

ポモドーロ・テクニックを活用する

やる気が出ない際は、まずポモドーロ・テクニックを試してみてください。

ポモドーロ・テクニックとは一種の時間術で、25分と5分に分けて作業と休憩を繰り返すものです。

高い集中力を継続するために効果的であるといわれており、多くのビジネスパーソンが実践しているテクニックでもあります。

ポモドーロ・テクニックを実践できる無料のスマホアプリなどもあり、手軽に始められるのでおすすめです。

まずは作業を始めてみる

やるべきことが明確な場合は、まずその作業を始めてみることもおすすめの対処法です。

「最初は気が乗らなかったが、いつの間にか集中して作業をしていた」という経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

面倒だから後回しにしていることも、やってみると意外にやりがいがあり、やる気をもって取り組めることも少なくありません。

「まずは5分だけ」と決めて、とりあえず作業してみることを習慣化しましょう。

頭を空にして休む

どうしてもやる気が出ない場合は、頭を空にして休みましょう。

前述のとおり、肉体的・精神的に疲れている状態では、なかなかやる気は出ません。

無理やりやる気を出そうと思っても、頭が働かなければ脳内の整理がつかず、結局集中できないでしょう。

やるべきことから一旦距離を置き、なるべく考えないようにして休むことで、脳内が整理され集中しやすい状態を作れます。

やる気を出す方法を理解して精力的な生活を送ろう

何かを成し遂げるためには努力が必要であり、そのためにはいかにやる気がある状態で取り組めるかが重要です。

しかし、やる気と上手に付き合うことは簡単ではありません。

この記事で紹介した内容を参考に、やる気を出す方法を理解して精力的な生活を送りましょう。