マッチングアプリでの出会いが一般的となった昨今、年の差が離れているお相手とも簡単に出会えるようになりました。
年の差カップル自体はそう珍しくありませんが、20歳以上も年が離れている場合は「幸せになれるのか?デメリットはある?」などの不安もあるでしょう。
この記事では年の差20歳以上のカップルのメリット・デメリットや長続きのコツを体験談やアンケート調査をもとに解説していきます。
交際中の注意点や結婚を意識した際に考えるポイントもわかるので、円満な関係を長続きさせたい人はぜひ参考にしてみてください。
年の差20歳以上のカップルってあり?なし?
結論からいうと年の差20歳以上のカップルは世間的にありだと思います。
お互いが18歳以上かつ社会人であれば問題はなく、実際に結婚した夫婦も多くいます。
年の差20歳以上のカップルは多い
年の差があるカップルや夫婦は珍しくありません。
令和3年に厚生労働省が行った人口動態調査では、同年に結婚したカップルのうち約8割が年の差カップルでした。
そのうち、夫が7歳以上年上の夫婦は全体の約10%(5万111.6組)いました。
5万組もの夫婦のなかには20歳以上年が離れた夫婦もいるでしょうし、年の差20歳以上には見えない夫婦もいるでしょう。
有名人でも年の差20歳以上のカップルは多いですが、どなたも若々しく見た目にはわかりません。
社会人なら周囲は気にしない
今は日本も多様性の時代になり、同性同士のカップルも周囲に理解されることが多くなりました。
年の差があるくらいでは驚かない人がほとんどです。
お互いが社会人同士の大人であれば、年の差が20歳以上離れていても第三者は気にしません。
もちろん、未成年かつ学生である10代との交際は犯罪になる可能性が高く、世間的にもNGです。
前述したとおり、一般人でも有名人でも年の差20歳以上のカップルはごまんといるので、気にしすぎる必要はありません。
年の差20歳以上のカップルのメリット
20歳近く年の差があるカップル(※)にアンケート調査をおこない、その結果から出てきたメリットを紹介します。
(※最低でも15歳以上離れていることを条件とする)
年上の恋人に甘えられる
20歳以上も年が離れていると、年上の恋人に甘えやすいというメリットがあります。
同世代カップルの場合、片方が甘えすぎるとうまくいきませんが、年の差が20歳以上もあれば受け入れてくれます。
年上の恋人にとっても20歳以上若い恋人は「とにかく可愛い。子どものように甘やかしてしまう」という意見も。
甘えたい、癒されたいという人にとっては、包容力のある年上の恋人は魅力的です。
経済的に余裕がある
年の差20歳以上のカップルはどちらかに経済的な余裕があるケースが多いでしょう。
お金に余裕があればデート代や同棲費用なども捻出しやすいので、交際がスムーズに進みやすいようです。
同世代カップルに比べて、旅行や豪華なディナーといった贅沢ができる楽しみもあるかもしれません。
喧嘩になりにくい
お互いの性格にもよりますが年の差20歳以上のカップルは喧嘩になりにくいようです。
年の差による価値観の違いは当たり前、と最初から理解しているためでしょうか。
必要以上の口喧嘩が起こりにくいのかもしれません。
包容力のある年上パートナーなら、年下の我が儘や文句は可愛いものだと受け入れてくれる可能性があります。
恋人からアドバイスをもらえる
20歳以上年上のパートナーは、人生経験が豊富で頼り甲斐があります。
仕事や人生で悩んだときに良いアドバイスをもらえることでしょう。
一方、同世代カップルの場合はパートナーが悩んでいても支えきれず、うまくいかないケースも考えられます。
なにかあったときに支えてくれる年上パートナーがいるのは心強いでしょう。
新しい体験や新鮮なデートができる
お互いに新しい体験や新鮮なデートができるのも、年の差20歳以上のカップルならでは。
若い人に流行っているデートスポットに行ったり、同世代ではありえないリッチな体験ができたりと、マンネリになりにくい傾向があるようです。
年の差によるジェネレーションギャップを日常的に楽しめるので、特別なデートをしなくても新鮮さが保てるでしょう。
ずっと若々しくいられる
20歳以上も年下のパートナーと交際している人は見た目や中身が若々しく感じられます。
若い人の流行や価値観が自然と身につき、気持ちが若くいられるのは年上のパートナーにとってメリットといえます。
若い恋人の隣を胸を張って歩くために、スキンケアや体型維持などの努力をしている方も多いようです。
反対に「年上のパートナーがいつも褒めてくれるためキレイでいたい」という年下からの意見もありました。
結婚を意識しやすい
年の差20歳以上のカップルは、相手の人生経験が多く経済的に余裕がある、という特徴があります。
生活の基盤がすでに整っているため、将来が見えやすく結婚についても自然と意識していくようです。
お互いに未熟で経済面も不安な20代カップルでは、結婚はまだまだ先と考えるケースが一般的でしょう。
結婚を早めに意識できるのは、結婚願望の強い方にとってメリットといえます。
年の差20歳以上のカップルのデメリット
年の差20歳以上のカップルに起こりがちなトラブルやデメリットを紹介します。
気になる点は事前にパートナーと話し合っておくと良いでしょう。
周りの目が気になる
20歳以上という年の差は年齢だけ見ると親子でもおかしくはありません。
仲睦まじい年の差カップルを「あの人達って恋人?親子?」などとジロジロ見る人も稀にいます。
とくに女性が年上のケースだと、自分が彼に釣り合っていないのでは…と気にしてしまうかもしれません。
周りの目は気になるものですが、噂されても赤の他人。あまり気にしないようにしましょう。
ジェネレーションギャップがある
年の差20歳以上のカップルさんは、ジェネレーションギャップが気になるかもしれません。
話が合いにくい、歌手や芸能人の話で盛り上がらない、などの小さなギャップは沢山出てくるでしょう。
また、世代が違えば価値観も変わります。
「男は働き女は家を守る」or「家事育児は夫婦で協力」
「仕事は正社員である」or「働き方は多様性である」
などと世代による価値観が合いにくい可能性も考えられます。
親に結婚を反対される
年の差20歳以上のカップルでは、親に交際や結婚を反対される可能性があります。
親の承諾なしでも結婚はできますが、双方の家族とは円満な関係を築きたいもの。
結婚を視野に入れている年の差カップルは、交際を反対される覚悟を持っておきましょう。
出産や子育ての心配
年の差カップルは出産や子育ての希望やタイミングを合わせにくいというデメリットがあります。
年の差20歳以上のカップルで成人している場合、年上のパートナーは若く見えても40歳以上。
出産や子育ては何歳でも叶うものではなく、年齢が上がるほどリスクが増えます。
子どもを授かりにくい可能性があることも頭に入れておきましょう。
健康面や体力面の心配
20歳以上も年の差があれば、お互い健康面や体力面も違ってきます。
テーマパークでのアクティブデート、ジャンクフードを食べる、夜更かしして映画、これらを体力的にきついと感じる年上のパートナーもいるでしょう。
自分が当たり前に感じる日常が異なるのは、年の差カップルのデメリットといえます。
パートナーが先立つ可能性が高い
20歳も年の差があればパートナーが先立つ可能性が高くなります。
片方はまだまだ元気に過ごせる60代でもパートナーは80代。
日本人の平均寿命は男性が81.05歳、女性が87.09歳です。
女性が年上の場合は良いのですが、男性が年上のカップルだと一緒に過ごせる時間が短いかもしれません。
老後をパートナーと一緒に楽しみたいという人には、ある程度の覚悟が必要です。
年の差20歳以上のカップル長続きのコツ
年の差20歳以上のカップルの交際では「意識的にやるべきこと」と「やってはいけないNG行為」があります。
交際が長続きする簡単なコツを6つ紹介するので、自分はできているか確認してみてくださいね。
相手の価値観を尊重する
年の差20歳以上のカップルは、相手の価値観を尊重することが大切です。
価値観の違いやジェネレーションギャップ一つひとつに意見をぶつけ合ってしまうと、キリがありません。
「相手の育ってきた社会と自分の育ってきた社会は異なるのだから仕方ない」と、お互いの価値観を受け入れられると良いですね。
年齢のことで馬鹿にしない
交際が長くなってくると、軽口や冗談のひとつも言える関係になりますよね。
しかし、相手をおじさん/おばさん呼びしたり、年齢をいじったりするような冗談は控えるべきでしょう。
年齢についてのネガティブな発言が増えると、20歳以上という年の差にも疑問を感じてしまいます。
このまま付き合うべきか、お互い年が近い相手を探すべきか、という考えにもなりかねません。
相手に合わせすぎない
相手の年齢に合わせすぎるなどの無理は禁物です。
自分には似合わない洋服を着たり、無理に若い人の流行を追いかけたりするなどもってのほか。
場合によっては痛い人認定されるかもしれません。
20歳の年の差があってもカップルになれたのですから、相手は自然体のあなたが好きなのかもしれません。
年下や年上ならではの魅力を磨いたほうが良いでしょう。
周りを気にしすぎない
世間体や周囲の目を気にしすぎると、疲れてしまいます。
「周りが気になって楽しくデートができない」「別れた方がいいのかな」と、ネガティブな気持ちが生まれるかもしれません。
本人達が好きで付き合っているのですから第三者の声は気にしすぎないようにしましょう。
共通の趣味を持つ
年の差20歳以上のカップルは、同世代カップルに比べて共通の話題が少ないもの。
共通の趣味や好きなものを増やすことで、年の差があっても楽しい時間を過ごせます。
旅行・食べ歩き・好きな音楽を共有するなど、年代問わずに楽しめる趣味がおすすめです。
最近はレトロブームなので、年上パートナーの好きな歌手や昔の流行を共有するのも良いですね。
愛情表現を忘れない
年の差カップルでは、年上の相手に頼りすぎてしまったり、男女ではなく親子のような関係になったりするケースも考えられます。
- 年上だからやって当たり前
- 感謝の言葉も言わない
- 女性扱い/男性扱いしていない
などの行為は好ましくありません。
20歳以上年の差があっても恋人である以上、相手への愛情表現は忘れずに行いましょう。
年の差20歳以上のカップルが結婚する際の注意点
ここでは、年の差20歳以上のカップルが結婚する際の注意点を紹介します。
結婚後に後悔しないためにも、しっかり確認しておきましょう。
両家の親の理解を得る
年の差20歳以上のカップルが結婚前にもっとも注意したいのが、両家の親に祝福してもらえるか否かです。
親からすれば、20歳の年の差は結婚を認めるうえで大きな不安材料になるでしょう。
家族に祝福されてより良い関係を築くためにも、お互いの親への挨拶や交流など理解を得るための努力が大切です。
出産や子育ての希望を確認
同世代カップルにもいえることですが、出産や子育ての希望は結婚前に確認しておきましょう。
自分は当たり前だと思っていても、20歳以上年の離れたパートナーは異なる考えを持っているかもしれません。
- 子どもを授かるための治療はするか自然に任せるか
- 子どもを授かれなかったらペットを飼いたい
- 夫婦ふたりでゆっくり過ごしたい
といったお互いの希望をすり合わせておけば、結婚後に揉めるリスクを減らせます。
将来の介護や健康状態を確認
結婚後は相手の健康状態や介護問題も自分ごとです。
20歳以上年上のパートナーはもちろん、親御さんの健康状態や介護についても聞いてみましょう。
結婚後すぐに相手側の介護をしたい人はいないと思います。
高齢でも元気な人は沢山いますし、親戚が多いなどで介護を必要としないケースもあるので、モヤモヤするなら早めに聞くのが得策です。
年の差20歳以上のカップルも幸せになれる
年の差20歳以上のカップルには、年齢差があるからこそのメリットが沢山ありましたね。
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