「大人になってから人を好きになれなくなった」「好きという感情がわからなくなった」とお考えではないでしょうか。
人を好きになれないと感じるのには原因があるかもしれません。
この記事では、人を好きになれない人の原因や特徴、それを克服する方法などをまとめて解説していますので、参考にしてみてくださいね。
「人を好きになれない」と悩む人は少なくない
10代の頃はすぐに好きな人ができて、恋に恋するような恋愛をしていたけど、大人になってからはそのような感情からは遠ざかっている…という人はたくさんいます。
このような状態が続くと「このままずっと人を好きになれないままかも」という不安になりますよね。
人を好きになれない背景には、物事に対する考え方や価値観などに原因がある可能性があります。
このような原因を把握しておけば漠然とした不安を解消する手助けになるでしょう。
もしも今あなたがこのような不安や悩みを抱えているのであれば、まずは何が原因となっているのかを把握するところから始めてみてくださいね。
人を好きになれない人の特徴と原因10選
ここでは、人を好きになれない人が共通して持っている特徴・原因を、10個にわけて解説していきます。
これらの特徴を持っている場合、人を好きになりにくい傾向にあることが考えられます。
当てはまっているものが、いくつあるか確認してみてくださいね。
①プライベートが充実している
友人や家族との予定や自分の趣味に費やす時間が多い人は、恋人がいなくてもプライベートが充実していると感じているでしょう。
現状の自分の生活に満足しているため恋人ができることで今の生活が崩れることを無意識に恐れ、人を好きになろうとしない傾向があります。
また、休日は友人や家族との予定を入れてしまうという人も少なくありません。そのような場合、恋心を抱くような異性と出会う機会が必然的に減ってしまいます。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
②一人の時間が好き
一方で「休日の時間は一人で過ごしたい」と考える人もいます。あまりにもこの傾向が強すぎると、人を好きになれなくなる恐れがあるでしょう。
一人でいる時間が大切であるがゆえに恋人であっても一緒に時間を過ごすことを苦痛に感じるようになるからです。
他人といる時間よりも自分一人の時間を優先したい人は、このように考えてしまう可能性があることを把握しておきましょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
③他人に行動を制限されることが嫌い
他人からの干渉をとくに嫌う人は、恋人を作りたくないと考える傾向があります。なぜなら恋人をつくることで少なからず行動に制限を受けるからです。
恋人ができると連絡の頻度を高めたり、異性の友人との関係を絶ったりするなど、恋人の独占欲に配慮しなければいけないケースもあります。
このことを自覚している人は、煩わしさから人を好きになりにくいといえるでしょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
④コミュニケーションが苦手
「二人きりだと何を喋ったら良いのかわからない」「相手が何を考えているのかわからない」と悩むから恋愛をしたくないと思うことはありませんか。
このような悩みを持つ人は、コミュニケーションが苦手であるかもしれません。
コミュニケーションが苦手な人は異性との会話や意思疎通が上手にできず、好きになる前に距離を取ってしまう傾向があります。
その結果として、好きになるほど関係性を深められなくなっているといえるでしょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
⑤面倒くさがり
「何をするのも面倒くさい」と考える人は人を好きになりにくいかもしれません。なぜなら人を好きになるには行動量が必要で時間がかかるから。
一般的に恋愛をするには、異性と出会い、何回かデートを重ねて相手の人柄を知って初めて「良い人かも」と気になっていきます。
そのため、面倒くさがりの人は人を好きになる過程を煩わしく感じてしまうでしょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
⑥自分に自信がない
自分に自信がないという感情が、ときに恋愛において悪い影響を及ぼします。
自己評価が低い人の中には「こんな自分はきっとだれにも好かれない」という考えを持っている人も少なくないでしょう。
これは「自分が傷つかないために人を好きになりたくない」という自己防衛的な手段といえます。
自分を好きなることが、他人を好きになることの第一歩であることを知っておきましょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
⑦恋愛経験がない
恋愛経験がない人は、次のような悪循環に陥っている可能性があります。
「人を好きになることがないから恋愛経験が増えない」⇆「恋愛経験が増えないから恋愛に対してどんどん臆病になり人を好きになれない」
このようなタイプの人は、人に対して恋心を持つまでに時間がかかるタイプだといえるでしょう。
また、恋愛をしていない時間に慣れすぎてしまい好きな人がいる自分の姿を想像できないということも要因の一つになっていると考えられます。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
⑧過去の恋愛にトラウマを抱えている
一方で、恋愛で辛い経験をしたことで人を好きになれない人もいます。
手を出された、浮気をされた、友人に恋人を取られた、ひどい振られ方をした…など。このような恋愛に対するトラウマが、次の恋愛に踏み出す妨げになっていると考えられます。
「人を好きになることで、自分が再び辛い思いをしたくない」と思うようになるのは自然なことでしょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
⑨恋愛相手に求めるハードルが高い
恋愛に対して完璧主義者である場合は人を好きになるのに苦労するでしょう。
容姿・年齢・身長・収入・家族構成・ファッションセンス・ユーモアなど恋愛相手の要素を挙げだしたらキリがありません。
これらすべてが自分の好みを満たしていることはめったにないのですが、完璧主義者の人は、そうでないと好きという感情に至らないと言うのです。
相手に期待することは決して悪いことではありませんが、期待しすぎるがあまりに、人を好きになれなくなることは把握しておきましょう。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
⑩家庭環境が良くない
家庭環境が良くないと人を好きになることが難しい場合もあります。なぜなら幼少期の経験が他人との関係性に大きな影響を与えるからです。
不安定な環境で育ってきた経験から、無意識に相手を信頼できなくなるだけでなく、自分の感情を素直に表現することを難しくさせます。
その結果、人を好きになれないということにつながってしまうのです。
この原因を克服するためには、次のような解決方法を試すのが有効です。
人を好きになれない人のための克服方法10選
ここまで、人を好きになれない人がもつ特徴・原因について解説しました。
特徴や原因を把握したあとは、それを克服する方法を考えなければいけません。
それぞれの特徴・原因と克服方法をリンクしていますので、あなたに当てはまったものは克服方法とセットで知っておいてくださいね。
①異性と過ごす予定を作る
友人や家族との予定でプライベートが埋まってしまっている人は、異性と過ごす予定を意識的に入れるようにしてみてください。
最初は友人として接している異性であっても一緒に時間を過ごす中で感じる楽しさや満足感から好きという感情が芽生えるかもしれません。
また、他者と接触する機会が増えると、それだけ相手に好意的な感情を抱きやすくなる「単純接触効果」という心理学的な要素も、人を好きになる感情を育むのに役立つでしょう。
②出会いの場に行く
一人の時間が好きすぎる人は、思い切って積極的に出会いの場に行くのがおすすめです。
出会いの場は新しい人々と出会う機会を提供してくれます。
また、新しい人との出会いは今までにない恋愛感情を呼び起こしてくれるきっかけになるでしょう。
③同じタイプの人を見つける
他人からの干渉が嫌で好きな人ができないタイプの場合、性格をすぐに変えるのは難しいかもしれません。
それよりも、自分と同じタイプの異性を見つける方が早いでしょう。
干渉されることが嫌いな人は、相手に対しても干渉しない傾向があり、お互いに丁度いい距離感で関係を構築できるはずです。
しかし、あまりにも距離を置きすぎると「いなくてもいい存在」になってしまう恐れがあるため、きちんと相手の好きなところを探して伝えるようにしてくださいね。
④人と壁を作らない
コミュニケーション能力が低いことが原因になっている人は、無意識に相手と自分の間に壁を作っている可能性があるので、壁を取り払うよう意識してください。
コミュニケーション能力が突然飛躍的に向上することはありません。
毎日だれかとコミュニケーションを取り慣れていくことでしか向上しないといえるでしょう。
まずは仲のいい友人や同僚と対話する時間を増やしていくことから始めてみてくださいね。
⑤小さな習慣から変更してみる
面倒くさがりの人は、日常の何か一つでもいいので、小さな習慣を変えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
まずは恋愛に関係のないところから手をつけてみても構いません。
そして、徐々に習慣を変えていくことで意識が変わり恋愛を含めたさまざまなことに積極的な行動ができるようになるでしょう。
⑥自分磨きをして自分を好きになる
自分に自信がないことに関しては、自分自身を理解し、受け入れることで克服できる可能性があります。
自分自身と向き合いながら、自分磨きを取り入れて自分を好きになる努力をしてみてください。
自分を好きになれれば、自ずと自信がついて人を好きになれるはず。
どうしても自分に自信を持てないときは、自分磨き以外にも次のような行動を取り入れてみると良いですよ。
- 自分の良い点を書き出してみる
- 小さな成功を祝う
- ポジティブな自己対話をする
⑦付き合ってみることから始める
恋愛経験がないことと、人を好きになれないことの悪循環に陥ってしまっているなら、まずは恋愛経験を積んで悪循環を断ち切りましょう。
なぜなら心から人を好きになるよりも、とりあえず恋愛経験を積むことの方が簡単だからです。
あなたに好意をもってくれる人と出会えたならば、まずはお付き合いをしてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
案外、恋人という関係性になれば自然と相手を好きになっていた、ということもあるかもしれませんね。
⑧時間が癒やすまで待つ
過去の恋愛にトラウマを抱えていて恋愛に踏み出せないという原因を持っている場合は無理に好きな人を作る必要はありません。
「失恋には時薬(日にち薬)が良い」という言葉があるように、時間が最大の薬となることもあります。
心の中に過去のトラウマの不安を抱えたまま、無理に好きな人を見つけようとしても、きっと上手くはいかないでしょう。
時間が経ち「また一歩踏み出してみてもいいかな」と思えるようになってから行動しても遅くはないはずですよ。
⑨他人に期待するハードルを下げる
人を好きになれない原因が、恋人に完璧な条件を求めてしまうことであれば、他人に期待するハードルを下げる以外に解決方法はないでしょう。
なぜならあなたの期待するハードルを越える人は一生現れないかもしれないからです。
また、恋人には自分が求める条件を全てクリアして欲しいという考えの人は、恋愛対象に対して減点方式で見ている可能性があります。
最初は「わたしの求めている人だ!」と思っても、あとから相手の嫌なところばかりが目についてしまい、結局は「期待外れだった」となるかもしれません。
嫌なところではなく、良いところを見つけてあげられるように意識を変えてみると良いですよ。
⑩カウンセリングを受ける
幼少期の家庭環境が原因で感情を素直に表せない人は、克服方法としてカウンセリングやセラピーを受けるのも一つの手段です。
カウンセリングは、外部の立場から精神的に不安定になっている原因を突き止め、より良い人間関係を構築する支援をしてくれます。
また、誰にも話せなかった経験も、カウンセリングやセラピーの場で吐き出すことができれば、自分の気持ちを整理するきっかけにもなるでしょう。
一人で抱えずに、専門的機関を頼ってみる手段があることを知っておいてくださいね。
人を好きになるために意識すべき5つの改善ポイント
最後に、人を好きになって幸せになるために意識すべき改善ポイントを5つ紹介しています。
克服方法のまとめ的な内容でもあるので、改めてチェックしてみてくださいね。
恋愛対象を無理に探さない
人を好きになれないことを意識するあまり、好きな人を作ることが目的化してしまわないよう注意してくださいね。
好きな人を作ることではなく、好きな人と幸せになることが最終的なゴールであることを再認識し、恋愛対象を無理に探すことはやめておきましょう。
恋愛感情についてすぐ判断しない
異性に対して「好き」か「嫌い」の二択で判断をすることはおすすめできません。
恋心は複雑なものであり、好きと嫌いの中間で気持ちが揺れ動くことは多くあります。
相手との関係性によってどちらにもなる可能性があるので、「この人のことは好きにはなれない」とすぐに判断するのではなく、じっくりと相手との関係性を深めていくことを意識しましょう。
どうしても無理な条件を決めておく
自分の求める条件を満たしてくれる相手を探すのではなく、先に「これだけはどうしても譲れない」という条件を決めておきましょう。
こうすることで相手に求めすぎず、相手の良いところを探すように意識が変わっていくからです。
また、このとき設定する条件は、年収や容姿といった要素よりも、性格や衛生観念などの内面に関する要素を重要視する方がミスマッチが少ないでしょう。
異性と関わる機会を増やす
異性と出会う機会や異性と関わっている時間が少ないと、必然的に好きな人はできにくくなります。
その結果として好きになれるほど一緒に時間を過ごしていないか、好きになれるような人と出会っている絶対数が少ないかのどちらかを引き起こしているといえるでしょう。
恋愛に対してトラウマがあるなどの特別な場合を除き、好きな人ができないと嘆くよりも、出会いの場に行くなどの行動を起こすことを意識してみてくださいね。
他人と比べない
人を好きになれずに不安になっているのは、周囲の人に恋人がいたり、片想いで素敵な恋愛をしていたりすることが背景にありませんか。
そういった他人と自分の状況を比較して、他人を羨ましく思うこともあるでしょう。
しかし、重要なのは自分と他人を比べないことです。あなたにとっての大切な人は、あなた以外の人を参考にして見つかるものではありません。
他人と比較することをやめ、自分自身の感情を大切にすることを意識してみてくださいね。
人を好きになるには無理をしなくても大丈夫!
人を好きになる理由が十人十色であるように、人を好きになれない理由も人によって違います。
あなたが持っている理由を把握しておくことは重要ですが、無理やり好きな人を見つけることが幸せになれる方法ではありません。
自分自身と向き合い、無理をしなくても、自然な感情で人を好きになれるように意識してみてくださいね。
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