恋愛がうまくいかない女性は、もしかすると男性から「勘違い女」として見なされているかもしれません。
勘違い女と見なされる言動をとっていると、男性から好かれないどころか、嫌われてしまう可能性もあります。
この記事では、勘違い女の特徴やなってしまう原因、勘違い女にならないための対策などについて紹介します。
勘違い女とは
そもそも「勘違い女」という言葉は、どのような意味をもつのでしょうか。
勘違い女とは自己評価と他者の評価が著しく異なる女性のことを指します。
自分を客観視できていないため、他者と自己評価が違っていることに自覚できず、結果的に「勘違いしている女」として見られてしまいます。
「勘違い女」になっていることをなかなか自覚できる機会がないため、どんどん勘違い度合いが増していくのです。
大きなトラブルを引き起こしてしまう前に、早めに自覚をもって改善していくことが重要です。
勘違い女の特徴11選
ここからは、具体的な勘違い女の特徴について紹介します。
該当する項目が多い場合、あなたも無意識のうちに「勘違い女」になっている可能性もあるので要注意です。
異性の友達が多い
異性の友達が多い女性は、勘違い女の代表的な特徴のひとつです。
その理由は「異性の友達が多い=モテている」と勘違いしてしまうからです。
自分が男性からモテていると勘違いした結果、その気持ちが態度になって表れ、周囲の人を嫌な気持ちにさせてしまうことがあります。
異性の友達が多いイコール、必ずしもモテているわけではないので要注意です。
また、男性好きの人も多く、同性の友達は少ない傾向にあります。
マウントを取りがち
マウントを取りがちという点も、勘違い女の特徴として挙げられます。
高学歴や告白された回数、交友関係などを理由にマウントを頻繁にとる勘違い女性は少なくありません。
この場合、大抵自分の実力で勝ち取っていないものを誇らしげに語ります。
周囲の人に「それは自分の努力のおかげではないでしょ」と思われ、ネガティブな印象を与えてしまうのです。
ぶりっ子が多い
男性にぶりっ子することが多い女性も、勘違い女の特徴として挙げられます。
SNSの発展により、多くの男性がぶりっ子が多い女性を嫌がるようになりました。
しかし勘違い女は「ぶりっ子=男性にモテる」と考え行動し、周囲の人にネガティブな印象を与えてしまいます。
確かにぶりっ子が好きな男性も一定数いるのも事実です。ただ、以前よりも抵抗感を抱く男性が増えているので気を付けましょう。
男性の理想が高い
男性の理想が高いことも勘違い女の特徴です。
あまりにも男性への理想が高い場合、周囲の人から「実力に見合わない男性を狙う、勘違い女」として見られてしまう可能性があります。
また、単純にリアルな男性の姿を理解できてないという理由で、勘違い女と言われることもあります。
すぐに好意をもたれていると感じる
すぐに好意をもたれていると感じることも、よく挙げられる勘違い女の特徴のひとつです。
恋愛経験が少ない、反対にたくさんモテてきたという理由で男性からご飯などに誘われただけで好意をもたれていると勘違いする女性は少なくありません。
男性のなかには積極的な人も多く、もちろん好意があって何かしらの態度に出すケースもあります。
しかし、勘違い女は自分を客観視できていないため「自分だからこそ好意をもたれているんだ」と解釈してしまうのです。
おごってもらって当然と思う
勘違い女は、男性がお金を出すのが当たり前と思っています。
「男なら〇〇すべき」と男性に役割を期待しており、相手にエスコートしてもらうのが当然という意識があるのです。
たとえば、食事デートで男性が会計をする場面で、財布を出そうとしない例が挙げられます。
また、おごってもらったあとにお礼を言わないなど、男性からの好感度を下げる言動をしがちです。
自慢やアピールが多い
実生活が充実している様子を、周りの人にアピールするのが勘違い女の特徴です。
人から認められたい欲求が強く、自慢して周りから「すごいね」と言われたい気持ちがあります。
たとえば、以下のような発言をSNSなどで伝えるのがポイントです。
- 「旦那がイケメンで毎日が幸せ」
- 「高級レストランで食事してきた」
- 「40代なのに20代って言われたのがうれしい」
自慢話は周りの反感を買いやすく、気づかないうちに不快感を与えて嫌われる原因になります。
ボディタッチを頻繁にする
勘違い女は、男性にボディタッチをして自身の魅力を伝えるところがあります。
自分が男性にモテると勘違いしているのもあり、体に触れる回数を増やせば、すぐに男性が落ちると思い込んでいるのです。
ただ、好きでもない女性に触れられるのは、嫌だと感じる男性も少なくありません。
同性から見ても、あからさまなボディタッチが多いと、男性に媚びる女性に見えてしまい嫌がられます。
何かと助言をしたがる
相談されたわけでもないのに、おせっかいなアドバイスをしたがるのも勘違い女の特徴です。
周りに影響を与えたい欲求が強く、自分の知識や経験を伝えて他人に押しつけようとします。
本人は良かれと思って助言をしていても、周りからは「自分の意見が正しいと思い込んでいる」など、悪く見られてしまいがちです。
似合わない服装や化粧をする
勘違い女は全身にブランドを身につけるなど、自分に似合わない服装や化粧を選ぶ傾向にあります。
流行りの服装などで自身の魅力度を高めて、周りにイケている人だと思われたいのです。
ほかにも、年齢に合わない化粧の例としては、30代以上の女性が濃いアイメイクをする例があげられます。
自身を客観的に見れていないので、周りからは痛々しい人と思われているはずです。
立場が上の人に媚びる
上下関係を重視するのも、勘違い女の特徴です。
人間関係を横のつながりではなく、縦のつながりで見ており、相手が自分よりも上か下かで判断します。
特に立場が上の人には媚びながら、自分が得になるように根回しをするのもポイントです。反対に、自分よりも下だと判断した相手にはきつく当たります。
相手の立場によって態度を変えるため、人間関係の雰囲気が悪くなりやすく、気づかないうちに嫌われてしまいがちです。
勘違い女になってしまう原因
なぜ、無意識のうちに勘違い女になってしまう女性が多いのでしょうか。
勘違い女になってしまう代表的な4つの原因を紹介します。
ナルシストである
ナルシストであることが、勘違い女になってしまう最大の原因です。
自分が好きすぎて自信があるので無意識のうちに自分がほかの人よりも秀でていると感じてしまい、結果的に勘違い女になってしまいます。
自分に自信をもつこと自体は悪いことではありません。ただ、過度な自信は勘違い女として嫌われてしまいます。
「ナルシストだよね」と一度でも周囲の人に言われたことがある人は注意しましょう。
ポジティブ思考である
ポジティブ思考であることも勘違い女の原因に挙げられます。
ポジティブに物事を考えるため、人間関係で少し不都合が生じても「大丈夫だろう」と前向きに考え、あまり気にしません。
その結果、周囲の人が考えていることや気遣いに気付くことができず、勘違い女として見られる行動をとってしまいます。
ポジティブ思考が悪いというわけではありません。ただ、ときにはネガティブな方向に働くと頭の中に入れておきましょう。
恋愛経験が豊富である
恋愛経験が豊富であることが原因で、勘違い女になってしまうこともあります。
小さい頃から恋愛経験が豊富な場合、男性と少しでも交友関係をもつと「また好意をもたれた」と早とちりしてしまいます。
その結果、男性が好意をもっていなかったとしても、まるで好意を寄せられているかのように振る舞うので、勘違い女と言われてしまうのです。
周りから甘やかされてきた
周りから甘やかされてきたことも勘違い女になってしまう原因のひとつです。
周囲の人からちやほやされた経験があると「自分は優秀な人間だ」と、周囲の人の評価よりも高く自分を評価してしまいます。
その結果、他者の評価と一致しない行動をとってしまう「勘違い女」として見なされてしまいます。
生まれ育った環境などの話題で、一度でも「恵まれているね」などと言われたことがある人は、このケースに該当するかもしれません。
勘違い女にならないための対策
勘違い女にならないための対策を3つ紹介します。
できるものから実践し、勘違い女になってしまう前に予防しましょう。
謙虚な気持ちをもつ
最も重要なのが謙虚な気持ちをもつことです。
勘違い女とは、自己評価と他者評価が大きく異なる状態を指します。
「自分はもしかして勘違いしているのでは?」と謙虚な気持ちをもつことで、勘違いしていることに気付けるケースもたくさんあります。
謙虚な気持ちをもてるようになると、少しずつ周囲の人の見方も変わってくるはずです。
恋愛以外の趣味をもつ
恋愛以外の趣味をもつことも重要です。
「恋愛=趣味」と言えるほど恋愛にハマっていると視野が狭くなってしまい、自分を客観視することができないため、勘違いな行動をとってしまうことが多くなります。
新しいことを始めて恋愛から距離を置くことで、自分が勘違いしていたことに気付けるはずです。
ダイエットをする、自炊をするなど、魅力的な女性に近づけるような趣味を始めると、より男性にモテやすくなります。
他の人にも興味をもつ
自分を客観視するきっかけ作りには、他の人にも興味をもつことも有効な手段です。
他の人に興味をもつことで自分への評価や自身の物事に対する考え方が周囲の人と大きく異なっていることに気付けるはずです。
しばらく会っていない友人と連絡をとってみる、あまり話さない同僚とご飯を食べに行くなどを行い、他の人と関わる機会を作りましょう。
助言を避けて聞き上手になる
相手に助言するのではなく、まずは話に耳を傾ける姿勢を大切にしましょう。
雑談では、ただ愚痴を聞いてほしいだけの場合も多いため、答えを出すよりも、感情に寄り添ってあげるほうが喜ばれます。
- 話を最後まで聞き切る
- 意見が違っても否定しない
- 相づちと質問を織り交ぜる
相手に「何かアドバイスがほしい」と言われたときだけ助言してみてください。
似合う服装や化粧に変える
流行りものやブランドで身を固めるのではなく、自身に似合う服装と化粧を研究しましょう。
年齢や雰囲気に合う外見に整えられると、自然体に見えて良い印象を与えられます。
服装は派手なものよりもカジュアルなもの、化粧はナチュラルメイクがおすすめです。
ブランドを取り入れるときは1点だけにすると、派手な印象を与えずに済みます。
上下関係だけで人を見ない
勘違い女にならないためにも、人間関係では上下関係や利害だけで人を見ないようにしましょう。
自分にとって得になる相手かどうかでなく、相手の人柄を見るようにして、肩書きなどで人を判断するのを避けるのがポイントです。
また、横のつながりも大切にして、周りに自分から与える精神でサポートができると、豊かな人間関係を築きやすくなります。
勘違い女に出会ったときはどうする?
身近なところで勘違い女がいるときは、なるべく関わりを避けるのがポイントです。
勘違い女に出会ったときの対処法を見ていきましょう。
なるべく関わりを避ける
不快な思いをしないために、勘違い女からは距離を置くのが大切です。
正面から向き合うと、意見を押し付けられてマウントを取られるなど、ストレスを感じる原因になります。
たとえば、相手から連絡が来ても返信を遅らせるなど、なるべく接する時間を減らしてみてください。
プライベートの深い話はしない
勘違い女には、プライベートの深い話をしないように注意しましょう。
相手に心を開いていると勘違いされてしまい、向こうからアプローチをかけられてしまいます。
もしも、同じ職場に勘違い女がいるときは、必要最低限の会話だけに留めておくと良いでしょう。
別の女性を褒めて興味を示さない
勘違い女にアプローチをかけられるときは、別の女性を褒める作戦がおすすめです。
自分に興味がないとわかれば、勘違い女のほうからフェードアウトしてくれます。
たとえば「地元の友達で〇〇って子がかわいくて」といった言葉を伝えると、遠回しに異性として見ていない旨を伝えられるはずです。
勘違い女から愛され女に変身しよう
勘違い女になってしまっている場合は、まずその事実を自覚することが重要です。
勘違い女になっていることを自覚したうえで改善のための行動をとれば、勘違い女から卒業することができます。
この記事で紹介した内容を参考に、勘違い女から愛され女に変身しましょう。