好きだけど付き合いたくない理由を男女別に解説

好きな人がいるのに「付き合いたくない」と感じることはありませんか。

そんなときは、自分の本心がわからず、戸惑いを感じるのではないでしょうか。

しかし、同じ気持ちを抱えているのはあなただけではないのでご安心ください。

好きだけど付き合えない理由を女性編、男性編に分けて解説します。

また、告白されたときの対応方法も解説するので、告白を断りたいときの参考にしてみてください。

好きだけど付き合いたくない理由【女性編】

何かしらの理由で引っかかりを感じると、好きな男性でも付き合いたくないと思ってしまいます。

好きだけど付き合いたくない理由を女性編から見ていきましょう。

将来性がなく不安に感じる

好きな男性に生活を共にする安定感がなく、付き合いたいと思えないケースもあります。

恋愛から結婚を見据えたときに、将来性がない男性だと生活する上で苦労するのが目に見えているからです。

具体的には、以下のような男性だと、好きでも付き合いたい対象ではなくなります。

女性から見たときに、相手に振り回されるのが嫌だと感じてしまい、好意はあるものの関係を進めることは難しいと感じます。

周りの目が気になる

「周りに冷ややかな目で見られたらどうしよう」という不安から、好きだけど付き合いたくないときもあります。

特に女性は、社会性を大切にする人も多く、ほかの人間関係における調和が取れなくなる場合、男性と付き合うのを避けたい気持ちが働くのです。

たとえば、好きな人が社内にいる場合、周りにバレて噂をされたくない気持ちがあるのではないでしょうか。

ほかにも、好きな男性の身長が低いとデートするときなどに、周りから心ないことを言われるのではないかと気になり、付き合いたくないと思う例があげられます。

結婚したくない

好きな男性がいても、結婚したい気持ちになれないときは、付き合う意味がないと思う女性もいます。

女性は結婚適齢期になると、恋愛の先に結婚が待っていると頭をよぎる人が大半です。

そのため、結婚相手に求める条件に当てはまらない男性とは、将来に直結しないので付き合う時間がもったいないと感じる場合があります。

性格面の相性が良くない

男性の顔がタイプでも、お互いに相性が悪く、性格面で受け入れられないときもあります。

最初は小さな違和感だとしても、考え方が合わない場面が増えてくると、少しずつストレスに感じるものです。

たとえば、好きな男性に「女性は一歩下がって、男性の言うことを聞くべき」という価値観があるとしましょう。

女性側も「物事を自分で決めるのが好きで、男性側に言うことを聞いてほしい」タイプの場合、お互いが恋人に言うことを聞いてほしいタイプなので衝突が多くなりがちです。

相性が良くないとどちらかが我慢する形になり、気持ちが冷めて付き合いたくなくなります。

遠距離になる可能性がある

好きな人と遠距離恋愛をするのが嫌で、付き合いたくないケースもあります。

男性の仕事などによっては、異動や出張などで別々の地域で暮らさないといけない場合もあるからです。

女性も職場が固定されている人が大半で、一緒についていくのは難しいかもしれません。

寂しい気持ちを感じるくらいなら、最初から付き合わない選択肢を取る人も多くいます。

年齢差が気になってしまう

好きな人と年齢差があるケースでは「周りからどんな関係に思われるんだろう」と、悪口を言われないか気にする場合もあります。

年の差カップル（10～20歳くらいお互いの年齢が離れているなど）は、世間から見ると少数派です。

そのため、好きな人とデートしているときに、周りから「愛人だと思われたくない」「親子に見られているかも」など、好奇な目で見られるのを避けたくなる人もいます。

好きだけど付き合いたくない理由【男性編】

付き合うと何かしらのリスクがあると感じるときは、好きだけど付き合いたくなくなる場合があります。

好きだけど付き合いたくない理由を男性編から見ていきましょう。

別に好きな人がいてキープしたい

別に好きな女性がいるときは、キープしておきたい心理が働きます。

万が一、本命の女性との恋が成就しなかったときは、2番手に好きな女性と付き合える選択肢を残しておけるからです。

また、好きな女性をキープしておくと、どちらの女性と付き合うほうが良いのかを判断するための時間を確保できます。

自分には釣り合わない

好きな女性のスペックが高すぎると、男性が引け目を感じてしまい、自分には釣り合わないと思うケースもあります。

仮に付き合えたとしても、女性に見合う存在でいなければ捨てられるかもしれないというプレッシャーを感じるからです。

たとえば、女性のほうが高学歴で経済力がある場合、社会的地位が男性よりも高くなり、プライドが傷つき落ち込んでしまう男性が多くいます。

自分を変える努力をするくらいなら、最初から自分に見合う女性と付き合いたい気持ちになるのです。

恋愛が怖い

好きな人を信じて裏切られたときの不安を考えてしまい、好きでも付き合いたくないと思う人もいます。

恋愛は良い面ばかりではなく、さまざまな出来事で傷つく機会も多いものです。

ときには、すれ違いから彼女と大喧嘩をしてしまい、厳しい言葉をぶつけられる瞬間もあるかもしれません。

また、過去の恋愛で彼女に浮気をされた経験から、トラウマになって足踏みしてしまう人もいます。

人と深く付き合い、心にダメージを受けるのが怖い気持ちから、恋愛自体を避けようとする男性も少なくありません。

自分の時間を大切にしたい

恋愛感情よりも、仕事やプライベートの時間を大切にしたい気持ちが強い男性もいます。

恋愛以外で力を入れたいことがあると、恋愛自体が自由な時間を奪われる障害になると感じているのです。

たとえば、趣味に没頭したい男性だと、自分の時間は誰にも邪魔をされずに過ごしたい気持ちがあります。

実際に厚生労働省の調査によると、恋人が欲しいと思わない人の理由において、男性の1位は「自分の趣味に力を入れたい」が55.7％という結果でした。

ゆっくりと一人で自由に過ごすのが好きな男性で、孤独に強い性格だと、好きな人がいても付き合う必要はないと感じます。

環境や価値観が違いすぎる

好きな女性と育ってきた環境や価値観が違うと、一緒にいるのが苦痛になってきます。

物の考え方を始め、大切にしたいポイントが合わない場面が多くなるからです。

たとえば、女性がお金持ちで値段を気にせずに物を買う場合、男性からするとお金の使い方が合わないと感じます。

価値観のズレを埋める努力が必要になるので、それなら最初から付き合いたくないと思うときもあるのです。

今の関係を壊したくない

今の距離感が心地良く、あえて付き合わない選択肢を取る人もいます。

友達以上恋人未満の関係なら、適度な距離感で楽しい時間を過ごせるからです。

反対に、恋人になると距離が縮まる分、喧嘩などの揉めごとが増えてしまいます。

女性に対して恋愛感情が出てきたとしても、今の関係を壊してまで、恋人になるメリットがないと感じるのです。

好きだけど付き合いたくない相手に告白されたら？

好きな人と良い雰囲気になると、相手から告白される可能性もあります。

好きだけど付き合いたくない相手に、告白されたときの対応方法を見ていきましょう。

丁寧な対応で断る

付き合いたくない気持ちがハッキリしているときは、告白されても丁寧に断りましょう。

無理に付き合うと恋愛が面倒に感じて、あとから「告白をOKするんじゃなかった」と後悔の気持ちに襲われる可能性があります。

ただし、正直に「好きだけど付き合いたくない」と伝えるのではなく、相手を傷つけるような言い方を避けるのがポイントです。

「気持ちはうれしいけど、ごめんね」など、丁寧に断ると相手から恨まれにくくなるため、トラブルに発展するのを避けることができます。

友達のままでいたいと伝える

付き合う気持ちになれないときは、相手に「今の関係性が心地良いから、友達のままでいたい」と伝える方法もあります。

恋人になれなくても、友達でいたい気持ちは伝わるので、告白したあとに二度と話せないなど、気まずい雰囲気にならずに済むはずです。

また、現在の関係性を維持しやすいので、あとから「やっぱり付き合いたい」と思ったときも、再度告白できるチャンスを作れます。

連絡を取るのをやめる

今後も相手と付き合う気がないときは、自分から連絡を取るのをやめましょう。

連絡回数を減らしていくと相手のことを考える時間が減り、そのうち恋愛感情が薄れてきます。

まだ相手から連絡が届くときは、一週間ほど間を空けてから返信すると、もう関心がない旨をさりげなく伝えられるはずです。

感情を整理して未練を断ち切る

好きだけど付き合いたくない理由が何なのか、自分の本音と向き合う時間を設けてみるのも大切です。

付き合う上で何に障害を感じているのかを知れると、次の恋愛で同じような気持ちになったときに、前回の経験を活かせます。

未練を断ち切るためにも、本音をスマートフォンのメモや紙のノートに箇条書きで書き出しましょう。

何が引っかかっているのかを見える化して、自分の感情を整理してみてください。

好きだけど付き合いたくないときは次の恋を探そう

好きだけど付き合いたくない理由には、女性の場合、男性の将来性がない点がネックになる例があげられます。

男性の場合、自分の時間を大切にしたい理由などから、恋愛感情があっても付き合いたくないと思うときもあるのです。

もしも、好きだけど付き合いたくない相手に告白されたときは、丁寧な対応で告白を断り、自分から連絡を取らないようにしましょう。

付き合いたいと思える素敵な相手は、ほかにもいるはずです。好きだけど付き合いたくないときは新しい恋を探すために別の出会いを求めてみてください。