彼氏のことを思うあまりに、気持ちが重い彼女になっていませんか?
もちろん、彼氏が気持ちを受け止めてくれるのであれば問題はありません。しかし、重すぎる気持ちを負担に感じる男性も多いでしょう。
場合によっては、ある日突然、別れを切り出されてしまうことも考えられます。
そのような事態にならないために、本記事では重い彼女の特徴や卒業する方法について解説します。
重いと感じさせない気持ちの伝え方にも触れていくので、ぜひ参考にしてください。
自分は重い彼女?特徴をチェック
重い彼女にはいくつか共通した特徴があります。
自分が重い彼女になっているかわからないときは、まず当てはまる特徴がないかチェックしてみましょう。
常に一緒にいたがる
気持ちが重い彼女の特徴として、常に一緒にいたがるという点が挙げられます。
「少しの間も離れたくない」と感じることは可愛いものですが、TPOを考えられない点が問題なのです。
持ち帰りの仕事をしていたり、趣味の時間を過ごしたりするときはひとりになりたいと考える男性も多いでしょう。
しかし、重い彼女はどんなときでも「私と一緒にいることが当たり前」と言わんばかりに側にいたがります。
TPOを考えない彼女の態度は、徐々に彼氏にとって負担になっていくでしょう。
連絡頻度が多い
連絡頻度が多いところも重い彼女の特徴といえるでしょう。
また、連絡頻度の多さと併せて、ラインやメールを雑談するように連投するケースも多い傾向があります。
彼女からすれば、時間が空いたときは彼氏とおしゃべりがしたいという気持ちなのかもしれません。
しかし、自分は手が空いた状態でも、彼氏も同じとは限りませんよね。
相手のことを考えず自分の都合で連絡頻度を上げれば「自分勝手な彼女だな」と思われても仕方がないといえるでしょう。
優先順位は彼氏が一番
休日はすべて彼氏と会う約束をするなど、彼氏と過ごすことが優先順位の一番という女性も重い彼女のひとりです。
もし友人と約束をしていた場合でも、彼氏から連絡が来たら彼氏を優先することも多いでしょう。
あまりに彼氏を優先しすぎることで、大切な友人を失くしてしまうケースも考えられます。
周りの目を気にする彼氏であれば、彼女の気持ちを行き過ぎだと感じるでしょう。
SNSの投稿も彼氏関係
基本的に彼氏と過ごす時間が長くなるため、SNSの内容も彼氏関係のことが多くなる傾向にあります。
人によっては、率先して彼氏の好きなところをSNSにアップしようとするケースも。
ある程度は仕方がない面もありますが、周りからは「重そうな彼女だな…」と思われることも多いでしょう。
ネットリテラシーが低い場合、無断で彼氏の写真をネットにアップしてしまう危険も考えられます。場合によっては愛が重いだけではすまなくなるため、SNSに関しては特に注意が必要です。
彼氏がいない場所でも彼氏の話ばかり
友人と遊んでいるはずなのに、いつの間にか彼氏のノロケ話ばかりしているようなケースも、ある種の重い彼女といえるでしょう。
付き合い始めであれば、友人も楽しく話に乗ってくれるかもしれません。
しかし、会うたびに彼氏の話ばかりではつまらないと感じるもの。「遊んでもどうせ彼氏の話しかしないから」と、友人と縁遠くなってしまう可能性もあります。
ちょっとしたことで嫉妬する
男女を問わず、気持ちが重い彼女・彼氏の大きな特徴が嫉妬深い点です。
恋人同士である以上、自分だけを見てほしいと考えるのは当たり前だといえます。
しかし、彼氏がほかの女性を見ただけで機嫌が悪くなってしまうなど、些細なことで嫉妬を繰り返すようではめんどくさいと思われても仕方ありません。
少しのことで嫉妬し、その度に不機嫌になることで彼氏が疲れてしまうのです。
彼氏に尽くしすぎる
彼氏が好きで何でもしてあげたいと思うことから、彼氏に尽くしすぎる女性も重い彼女といえます。
彼女からすれば良かれと思って、彼氏の部屋を掃除するなど身の回りの世話をしているのでしょう。
実際、おいしい料理を作ってあげることは、彼氏へのちょっとしたサプライズとして喜ばれるプレゼントのひとつですよね。
しかし、何事にも限度というものがあります。あれもこれもと尽くしすぎると、彼氏は彼女にプライバシーを監視されているような気持ちになってしまうのです。
彼女の気持ちにうんざりするだけではなく、ひどくなれば怖いと思われることもあるでしょう。
重い彼女から卒業する方法
彼氏への愛が重すぎる女性の特徴を把握した後は、重い彼女にならないため・卒業するための方法も確認していきましょう。
今日からできる以下4つの方法を紹介します。
友人と過ごす時間を増やす
重い彼女にならない・卒業するためには、彼氏と少し距離をとることがおすすめです。
そして、ひとりの時間に彼氏のことを考えこまないよう、友人と過ごす時間を増やしてみましょう。
友人と楽しく過ごすことで彼氏だけに依存していた心のよりどころを分散させることが可能です。
ある程度、性格をわかってくれる友人がいるのであれば、重い彼女になっている自分を変えたいと相談してみるのもおすすめです。
彼氏の話ばかりになったり、無駄に連絡を取ろうとしたりする自分をいさめてくれるかもしれません。
趣味を作る・楽しむ
彼氏と離れている間の時間を楽しく過ごすため、新しく趣味を始めてみるのもおすすめです。
趣味に夢中になっている間に、あっという間に時間が過ぎるため寂しさを感じる暇がありません。運動系の趣味であれば、頭を空っぽにできるためストレス解消にも有効ですよ。
もちろん、絵画やゲームなどのインドアな趣味やボランティアに参加してみるのも良いでしょう。
彼氏以外に熱中できるものを見つけることで、彼氏への依存度を下げ、重すぎる気持ちを分散させることが重要なのです。
仕事を頑張ってみる
気持ちが重い彼女の中には、彼氏に依存するあまり「彼氏がいないと自分はダメになる」と思い込んでいるケースもあります。
この気持ち自体が彼氏にとっては重いため、このままでは重い彼女から卒業することは難しいでしょう。このような人にとって大切なのは、精神的・経済的な自立です。
自分の力だけでしっかりと立つことができれば、自分に自信を持つことも叶うでしょう。そのためにおすすめな方法が、仕事に力を入れることです。
成果を上げるために仕事のやり方を工夫したり、スキルアップのために資格取得を目指したりしてみましょう。社会的な立ち位置を手に入れることで、彼氏と対等な自分を見つけられます。
自分を客観視することが大切
自分の気持ちが彼氏にとって重いのかを自覚するには、自分を客観視する必要があります。
基本的に彼氏への気持ちが重くなるのは愛情ゆえです。したがって、連絡を取りたいことも、嫉妬をすることも、彼氏に尽くしたいと思うことも、彼女にとっては当たり前なことが多いでしょう。
そして、恋人同士であれば、上記のような言動をすることは一般的なことでもあります。程度は違えど言動自体は一般的であるからこそ、自分の気持ちが重すぎるかを自覚することが難しくなるのです。
しかし、自分の言動に関してはわからなくとも、ほかの人を見て「重いなぁ…」と感じることはありますよね。これは、言動を客観的に見ることができるからこそ。
そして、ほかの人の言動の重さを理解できるのであれば自分を客観視して重い彼女になっていないかをチェックすることは可能です。
重い彼女から卒業するには、まず自分を客観視して重い彼女になっていないかを見極めることも重要だといえるでしょう。
危険信号?彼女が重いと感じた彼氏の行動
重い彼女を負担に感じているときは、彼氏の言動に変化が現れます。
優しい彼氏であるほど、限界まで彼女の不安に応えようとして無理をしてしまうこともあるでしょう。
決定的に彼氏の気持ちが離れる前に気がつけるよう、些細な点まで確認してみてください。
連絡・会う頻度が減ってくる
彼女の気持ちが負担になると、連絡・会う頻度が減ってくる傾向が見られます。距離を置くことで、彼氏自身の気持ちを整理し立て直すのでしょう。
お互いの気持ちをフラットにするためにも、連絡・会う頻度が減ること自体は悪いことではありません。気持ちが落ち着いた彼氏が、冷静に話し合いの時間を持ってくれることも期待できます。
ただ、彼氏が距離を置こうとしている中で、いつもどおりに連絡をしたり会おうとしたりしてはいけません。距離を取ろうとした分、彼氏を余計に疲れさせる結果になります。
連絡・会う頻度が減った理由を考え、冷静に行動する必要があるといえるでしょう。
「重い」と指摘される
彼女の「重い言動」があったときに、直接指摘してくる彼氏もいます。
彼氏も彼女の気持ちが重くなるのは愛情ゆえだとわかっているため、直接的に「重い」と言われた場合は、我慢を重ねてきた可能性が考えられます。
指摘された際に逆切れしたり泣いたりするようでは、余計に「重い」「めんどくさい」と感じさせる結果になるため注意が必要です。
直接言われた場合は、ひとまず冷静になり、どこを重いと感じたのかを聞きましょう。結果的に自分が悪いようであればしっかり謝罪することも大切です。
ここで改善できれば、仲の良い恋人に戻れる可能性も十分に残っています。
別れを切り出される
彼氏の我慢が限界に達したときは、別れるという選択を取ることもあります。
基本的に男性が別れを切り出した場合、言葉を撤回してもらうのは至難の業です。自分が重い彼女になっていた自覚がない場合、いきなり別れを切り出されたように感じることもあるでしょう。
しかし、多くの場合は実際に別れを切り出す前にさまざまなサインを出しているはずです。少しでも「自分の気持ちは重いのでは?」と感じるのであれば、彼氏からのサインを見逃さないよう注意しましょう。
【番外編】重さをかわいいと思ってもらうコツ
重い彼女の特徴や卒業する方法を見てきました。
必要以上に重い気持ちを押しつけることはNGですが、まったく気持ちを伝えないということも現実的ではありませんよね。
ここでは、気持ちを伝える際に「重い彼女」と思われないためのポイントを解説します。
伝え方に気をつける
一般的な恋人の言動と、重い彼女の言動は基本的には同じです。しかし、程度や伝え方が悪いために、重い彼女だと敬遠されがちだといえます。
だからこそ重要になるのが「伝え方」だといえるでしょう。
たとえば、重い・めんどくさい彼女は不安ゆえに高圧的・彼氏の行動を禁止しようとします。
一方、気持ちを上手に伝えられる彼女は彼氏を心配、または立場を慮りつつ自分の気持ちを柔らかく伝えます。
NG例 | OK例 |
---|---|
「デートに遅刻するってどういうこと?」 | 「遅れてきたから心配したよ。簡単でも連絡くれると嬉しいな」 |
「○○ちゃんと話したらだめって言ったでしょ!」 | 「友達なのは知ってるけど、○○ちゃんと話してるとヤキモチ妬いちゃう」 |
上記のように内容は同じでも、伝え方次第で相手への印象は大きく異なります。感情のままに言葉を発しないよう、常に意識してみましょう。
断られたら深追いしない
「会いたい」といったとき、彼氏の都合が悪くて断られてしまうこともありますよね。断られた際に素直に引けるようであれば、重い彼女にはならないでしょう。
しかし、重い彼女は断られたこと自体に傷つき「どうして会えないのか」「自分より大切な人がいるのか」と、食い下がってしまうのです。
会えない時間が寂しい・不安になるからこそ食い下がってしまうのですが、彼氏からすれば自由がないように感じてしまいます。
したがって、重い彼女にならないためには、断られたら深追いしないことが大切です。どうしても寂しい思いが募るようであれば、寂しい思いを伝えることはOKです。
素直に引いた後であれば、可愛い彼女という印象を与えてくれるでしょう。彼氏の都合を考えられない女性だと思われないことがポイントです。
「好き」を押しつけるのはNGだと知ろう!
今回は彼氏に「重い」と思われる彼女の特徴や、卒業する方法について紹介してきました。
多くの場合、彼氏が好きだからこそ気持ちも重くなっていくものです。そして、彼氏を好きな気持ち自体はとても素敵で大切なものだといえるでしょう。
ただ、彼氏の都合を考えず、自分の気持ちを押しつけるだけでは素敵なカップルにはなれません。重すぎる気持ちを自分でコントロールできるよう、できることから始めてみてください。