ロマンティックなクルージングデートを楽しみたいと思いませんか。
美しい景色を鑑賞できる船上では、忘れられない時間を過ごせます。
しかし、クルージングデートにはドレスコードやマナーが存在します。不安な方は、今のうちに覚えておくと恥をかかずに済むでしょう。
この記事は、クルージングデートの注意点や選ぶポイントをまとめました。初心者にわかりやすくまとめましたので、ぜひ次のデートの参考にしてください。
クルージングデートが最高である3つの理由
付き合い始めたばかりのカップルから年数を重ねたご夫婦まで、クルージングデートはすべての男女におすすめです。
「たまには、サプライズデートを用意したいな」と考えている方なら、ぜひクルージングデートに出掛けてみましょう。
おすすめの理由を説明します。
非日常の贅沢さを体感できる
クルージングデートは、特別な時間を体感できます。
目の前に広がる大海原と豪華な雰囲気、美味しい食事をいただく時間はまさに非日常空間そのもの。
心地よい海風を感じながら、いつもより会話が弾むカップルは多いようです。
船上ではお互いの気持ちを受け取りやすくなり、特別な時間がいつまでも心に残るでしょう。
ぜひ、誕生日や付き合った記念日などでクルージングデートを使ってあげてください。相手が好きな花束を添えてお祝いすれば、多くの女性が感動するはずです。
ロマンチックな景色が感動的
クルージングデートの最大の売りは、なんといってもロマンティックな景色です。
船上からの夜景鑑賞は滅多にできないため、眺めるだけで満足するはず。
レインボーブリッジなど大きな桟橋の下をくぐり抜ける体験は、まさに特別そのもの。
インスタ映えはもちろん、2人の記念写真を撮影するのに最高の場所です。
特別な人と船上の景色を楽しんでください。
周囲の目を気にせずデートできる
クルージングデートは、2人きりの時間を過ごしやすい場所です。なぜなら出会う人は限られているので、周囲の目を気にせずに楽しめるから。
クルージングによっては、個室やプライベートデッキがあります。特別なイベントなら、クルーズ船をまるごと貸し切ってみるのも良いでしょう。
プレッシャーを抱えている経営者や実業家が心を解放できる場所として人気があります。
クルージングデートに最適な服装とは
船上は特別な空間のため、適切なドレスコードが設定されているケースが多いです。
なにも知らずに乗船すると、恥をかくおそれがあります。事前に確認しておきましょう。
カジュアル
ランチの時間帯に出港するクルーズなら、服装はカジュアルな格好で良いでしょう。
とくに派手に着飾る必要はありません。街デートのおしゃれな服装で充分です。
フォーマルすぎる格好は、かえって周囲と浮いてしまう可能性があります。
せっかくのクルージングなので、明るく華やかなデザインの服装でデート気分を盛り上げていきましょう。
- 男性:スラックス、襟付きシャツ、ジャケット
- 女性:ワンピース、パンツスタイル、サンドレス
セミフォーマル
夕方〜夜のクルーズならセミフォーマルな服装が望ましいです。
ワンポイントのアクセサリーを上手に使って、華やかさをアップしてみてください。
気をつけたいのは、夕方以降の気温です。
潮風の影響で肌寒くなってきたときのために、ジャケットやカーディガンなど羽織るものが1枚あると安心でしょう。
- 男性:ダークスーツ、ブレザーやジャケット、ネクタイ
- 女性:ワンピース又はパンツスーツ、カクテルドレス
フォーマル
豪華客船やプレミアムクルーズ船など特別な場合は、フォーマルな服装をして思いっきりおしゃれを楽しみましょう。
結婚式に着ていく服装やホテルでのディナーで着るような格好が理想。
男性はタキシード率が高く、女性はロング丈のカクテルドレスが多くなります。
大きめのアクセサリーを身にまとって、華やかさをプラスしてみてください。
- 男性:タキシード・カマーベルト
- 女性:イブニングドレス・カクテルドレス・着物
NGな服装
逆に、クルージングデートに適さない格好があります。
どんな服装にすればいいのか迷うと思いますが、最低限以下のような格好は避けておきましょう。
船上を楽しむ雰囲気を壊さないようにドレスコードに気を配ることは、クルージングデートのマナーのひとつです。
- 男性:穴の開いているデニム・ビーチサンダル
- 女性:高すぎるヒールや脱げやすい靴
- 男女共通:露出が多すぎる服装
クルージングデートで守りたい5つのマナー
クルージングデートのマナーは、海の上でも陸上と大きく変わりません。
割り込みや物で場所を独り占めするなどの行為は、もちろん船上でもNG。
そのほか、おさえておきたい5つのマナーを紹介します。
乗船時のマナー
乗船時のマナーとして、集合時間は必ず厳守しましょう。
基本的には参加者全員が揃って出港するので、たとえ3分でも遅刻しそうな場合は必ず連絡を入れるのがマナー。
すぐに乗船できるように、申し込みのチケットはすぐに取り出せるようにしておくと、さらにスマートです。
スタッフに笑顔で挨拶を交わしながら、気分よく乗り込みましょう。
持ち込みのマナー
特別なクルージングデートですが、必要最低限の物だけ持ち込みましょう。船では持ち込み荷物に関する重量制限があるからです。
くわしい持ち込み制限は各船会社のWebサイトで確認できますが、共通して制限をかけている物は以下のとおり。
- 危険物全般
- 火災のリスクのあるもの(ドライヤー、ライター)
- 飲食物全般
船内は密閉性が高いため、陸地に比べて感染が広がりやすい環境になります。
そのため、とくに開封済みの食料は厳禁としているクルーズが多いようです。
船上でのマナー
船上は陸地と異なり、身勝手な行動は許されません。とくに、海にゴミや物を投げ捨てることは絶対にNGです。
また、喫煙場所は厳守してください。バルコニーで喫煙するのはNG行為です。守らないと処罰の対象となり、違約金が発生するケースがあります。
そのほか、船から身を乗り出さないことや、船内ですれ違ったクルーと挨拶するなどの細かいマナーが存在します。
クルーズ内は特別な空間であるため、できることは限られています。
多少の不備があっても、クルーに対して大きな声で怒鳴ったり腹を立てたりしないようにしましょう。
食事会場のマナー
クルージング内での食事会場で、特別難しいマナーは必要ありません。一般のレストランとほぼ同じです。
もっとも多いバッドマナーは、食べすぎて気分が悪くなること。せっかくの料理を残すのがもったいないと、つい無理して食べてしまう方が多いようです。
お腹が苦しくなりそうなときは、半分のサイズである「ハーフポーション」を注文してみましょう。
ビュッフェスタイルの場合は、美味しそうな食事がずらりと並びます。あれもこれもと食べたくなる気持ちはわかりますが、取った食事を残すのはマナー違反。
つい浮かれて、声のトーンが大きくなり過ぎないように気を配りましょう。
下船時のマナー
実は、最後の下船時にもマナーがあります。それはクルーズスタッフやウェイターにお礼を言うこと。
下船時には、多くのクルーがお見送りをしてくれます。そこで、同じ客船を共にした人同士が気持ちよくなるように挨拶をしましょう。
特別にかしこまる必要はありません。「ありがとう」と笑顔で感謝の声を交わすことが、クルージングデートで最高のマナーになるでしょう。
知っておきたいクルージングデートの注意点
初めてクルージングデートを計画しているのならば、ぜひ知っておきたい注意点があります。
いつものデート感覚で出掛けないように注意しましょう。
船酔いについて
穏やかな海の上とはいえ、クルージングに船酔いはつきものです。体質もありますが、船酔いをしやすい方は、無理に乗船しない方がいいでしょう。
乗り物酔いしやすさの7割は遺伝的な要因があるとされ、とくに男性よりも女性の方が影響を受けやすいようです。
タイミング別に船酔いの対策を紹介しますので、参考にしてください。
防寒対策は必須
クルージングデートに行くときは、防寒対策を欠かさないでください。
地上は穏やかでも海上は風が強くて寒いケースがありますので、油断は大敵です。
とくに、女性はストールやマフラーを持っていくことをおすすめします。風を通しにくい素材のコートなどを重ね着しても良いでしょう。
予約は早めに
クルージングデートが決まったら、早めの予約をおすすめします。とくに週末など、人気のコースは売り切れになってしまう可能性があるからです。
クルーズ船にもよりますが、キャンセル料はおよそ6日前から発生するケースが多いようです。
狙っているクルーズ船が空いていたら、とりあえず予約だけ押さえておいてもいいでしょう。
クルージングデートを選ぶときの3つのポイント
いざクルージングデートに出掛けようと思っても、どこに行こうか迷ってしまうでしょう。
最高のクルージングを選ぶ3つのポイントを紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
鑑賞したいスポットで選ぶ
まず、どんなコースを周遊したいのか選びましょう。
観光地を巡るクルージングなら、時間帯によって見え方や雰囲気が大きく異なるのが魅力のひとつ。
東京タワーやスカイツリーなどのナイトクルーズを楽しんだり、レインボーブリッジの下をくぐるなどの見せ場があったりすると気分が盛り上がります。
そのほか、季節を感じられるコースもいいでしょう。
一緒にデートする相手と船上でどのような景色を見たいのか、想像しながら選んでみてください。
食事の内容で選ぶ
船上で美味しい食事を楽しみたい方は、グルメの内容が充実しているクルージングがおすすめです。
定番のフランス料理やイタリアンはもちろん、ビュッフェやアフタヌーンティーなどのスイーツが充実しているクルーズもあります。
食事をメインとする場合、食事会場の雰囲気やデッキに出られるのかなども事前に確認しておくと良いでしょう。
個室や貸切プランがあるものを選ぶ
ある程度の参加人数が揃っているなら、個室や貸切プランがあるクルージングを選びましょう。
誕生日会などイベントはもちろん、特別感を演出したいプロポーズや結婚記念日などは個室があると気分が盛り上がります。
なかには、最小催行人数が2人で設定されているクルージングコースもありますので、運が良いと貸し切り状態で乗れるケースもあるでしょう。
大切な人と一緒だからこそ、クルージングで特別な時間を過ごしてみませんか。
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