ソフレという関係について、具体的にどんな関係なのか分からない人も多いでしょう。
本記事では、ソフレの意味やメリット・デメリット、ソフレを作る方法などを紹介します。
いま「人肌が恋しいな」とお考えでしたら、ぜひソフレを作って自分の癒しの時間を確保してみてはいかがでしょうか。
そもそもソフレとは?
そもそもソフレとは「添い寝フレンド」の略語です。ソフレは男女で添い寝するだけの関係で、恋人関係でも肉体関係でもありません。
「人肌が恋しい」「一人で寝ることが寂しい」と感じる人がソフレを求める傾向があります。恋人のように毎日連絡を取ったりデートに行ったりする煩わしさがなく、一緒にベッドで眠るだけの気軽な関係です。
ソフレとセフレの違い
では、ソフレとセフレの違いはどこにあるのでしょうか。
一般的に、セフレのほうが聞き慣れた言葉かもしれません。それぞれの違いについて語源から比べてみましょう。
ソフレ:添い寝フレンドの略。一緒に寝るだけの関係
セフレ:セックスフレンドの略。肉体関係あり
どちらにも共通することは、恋人関係における恋愛感情がないという部分で、違う点は肉体関係があるかないかです。
ソフレは肉体関係がない分、楽な関係性を構築できるかもしれません。
一緒に寝るだけでなく肉体関係も求めるのであれば、ソフレではなくセフレのほうが適切でしょう。
ソフレを作るメリット
ここでは、ソフレを作るメリットを4つ紹介します。
ソフレのメリットに自分の求めることがあるか考えてみましょう。
寂しさを紛らわすことができる
ソフレは寂しさを紛らわすための手段のひとつです。
日中は仕事や趣味に没頭しているため、寂しさを感じにくいですが、夜になるとどうしても人肌が恋しくなりがちです。
かといって、恋人を作ることや同居人を探すことは少し面倒だと感じる人も少なくありません。
そこで、都合の良いときに一緒に眠るだけの「ソフレ」を作ることで、気軽に寂しさを紛らわすことができるのです。
関係を解消しやすい
ソフレは一緒に眠るだけの関係のため、そこに恋愛感情はありません。だからこそ、関係を解消しやすいこともメリットのひとつです。
たとえば、どちらかに恋人ができた場合など、ソフレが不要になったタイミングで気軽に関係を解消できます。
異性にドキドキしつつ、人のぬくもりも感じられるため、恋人の良いところだけを取った関係といえるでしょう。
気軽に楽な関係を得られる
自由で気楽な関係を望んでいる人はソフレがおすすめです。
恋人同士になると、どうしても一緒にいる時間を確保するために相手に合わせてしまいます。
また、恋人からの嫉妬や束縛などで自分の時間や人間関係に制限がかかってしまってしまうこともありますよね。
このような恋愛感情の煩わしさに嫌気がさしている人は、ソフレの関係をメリットに感じるのです。
自分の都合で動ける
ソフレはお互いの時間を尊重し、適切な距離感を守るため自分の時間を大切にできることがメリットのひとつといえます。
ソフレの男女関係は、お互いのプライべートに干渉しないことがほとんど。
時間が合えばご飯を一緒に食べたり、テレビを一緒に見たりすることはあっても、恋人のように時間をしっかり作らないといけないわけではありません。
ソフレを作るデメリット
ソフレを作るデメリットを4つ紹介します。
デメリットはどのようなものがあるのか、理解した上で関係を築いていくのか判断していきましょう。
恋人がいるとトラブルになる
もしソフレの相手に恋人がいると、ばれた時にトラブルになる可能性が高いでしょう。
ソフレは「恋愛感情や肉体関係はなく、ただ一緒に眠るだけ」だとしても、第三者からみると浮気をしているように見えます。
そもそも、どこからが浮気なのかの判断は人によって異なります。本人たちが浮気ではないと思っていても、周囲からは浮気と認識されるかもしれません。
自分だけが恋愛感情をもってしまう場合がある
一緒に寝るだけの関係だと割り切っていても、一緒に過ごすうちに信頼関係が生まれ、それが恋愛感情に発展する可能性はあります。
恋愛感情が生まれると、一緒に添い寝するだけでは物足りなくなり、相手に求めることが多くなります。そうなると、ソフレの関係が崩れてしまいます。
また、ソフレの関係から始まっているため、相手はそれ以上の関係を求めていないかもしれません。そこから恋人関係に発展させることは至難の業だといえるでしょう。
添い寝だけで終わらない可能性がある
ソフレは肉体関係を持たないことが定義です。しかし、男女が同じベッドで添い寝すると、自然と肉体関係に発展するムードが流れることもあります。
特に男性は、女性が隣で寝ていると「触れたい」と思うことが自然であり、気持ちを抑えることに必死になっている場合もあります。
肉体関係を一度でも持ってしまうと、その後にソフレの関係を続けることは難しいでしょう。
関係に依存してしまう可能性がある
居心地の良いソフレの関係は依存してしまう可能性があります。
いつでも切れる楽な関係ではあるものの、一緒に添い寝する時間が増えるごとに信頼関係が生まれ、手放したくなくなるものです。
どちらかに恋人ができたときに、きっぱりと関係を切れるようにしておく必要があります。
ソフレを作る際のポイント
ここでは、ソフレを作る上で注意しておきたいポイントを5つ解説します。
性交渉はしない
性交渉をしないからこそ、ソフレはメリットのある関係なのです。性交渉をしてしまうと、それはソフレではなくセフレになってしまいます。
また、男女には力の差があるため、男性が添い寝以上を求めてきたときに女性は抵抗しきれない可能性もあります。
トラブルにならないためにも信頼関係を築けている相手しか家に入れないようにしましょう。
相手に依存しない
絶対にソフレに依存しないと決めておきましょう。
居心地の良い関係だと、どうしても依存しやすくなってしまいます。
「ドキドキ感がほしい」「寂しさを紛らわしたい」などソフレを作る目的を明確にしておくと一定の距離を保つことができます。
ルールを決めておく
ソフレの相手とルールを決めておくことをおすすめします。
お互いの求めることをすり合わせておくと問題が発生しにくいです。
たとえば、以下のように基本ルールを設定するといいでしょう。
- 添い寝は1週間に2日
- 肉体関係はもたない
- 恋愛感情は持たない
- 恋人ができた場合、即刻関係を終了する
難しく考えずお互いが納得のできる条件を決めておくという意識で話し合ってみてくださいね。
周囲の人間には秘密にする
ソフレは一般的に認知度が低いため、周囲に知られるとセフレと勘違いされてしまう可能性があります。
また、恋人でもない男女が一緒に寝ることに疑問を抱く人もいるでしょう。
あなたに恋人ができたときなど、ソフレがいた事実が尾ひれをつけて噂が回ってしまう恐れもあるため、周囲には秘密にしておくことをおすすめします。
恋人がいる相手は選ばない
恋人がいる相手を選ぶとトラブルになる可能性があります。
肉体関係がないとはいえ、彼女からすると良い印象は受けないでしょう。また、互いのどちらかに恋人ができたときにはソフレ関係を解消することをおすすめします。
相手や自分の大切な人を傷つけないことを心がけましょう。
ソフレを作る方法
では、ソフレを作るにはどうしたら良いでしょうか。ここでは、ソフレを作る方法を2つ紹介します。
友達をソフレにする
周りに信頼できる異性の友達がいる場合、直接相談してみるといいかもしれません。
もともと友達ということもあり信用があり、相手探しをする時間を省くことができます。
ただし、いくら友達といえどもソフレとして信頼できるかは不明瞭だということを認識しておきましょう。
共通の友達が多い、幼馴染で実家が近いなど、肉体関係を持ってしまうと今後の関係性に気まずさが残る相手を選ぶと安全です。
マッチングアプリなどでソフレを探す
マッチングアプリでソフレを探す方法もあります。マッチングアプリを介すことで、お互いの求めているニーズが不一致を起こすことは少ないでしょう。
ただし、アカウントにソフレ募集と書いていてもセフレをご所望の人もいるので、慎重に見極めなければなりません。
ソフレになる際は、前述した通り必ずルールを設けておくことをおすすめします。
正しくソフレを作って癒しの時間を手に入れよう!
ソフレは、自分の寂しさを埋める有効な手段のひとつです。添い寝することだけで癒しの時間を作ることができます。
恋人のように面倒くさい感情、肉体関係はないため、恋人関係の良いとこどりができます。ただし、良いとこどりであるがゆえに居心地がよく、ソフレの関係を終わらせることができなくなる可能性もあります。
ソフレの関係性をしっかり理解して、自分の望む関係を築いていきましょう。