「いつの間にか体だけの関係になっている」
このように悩んでいる方も少なくありません。
相手に好意を抱くほど、一方通行の思いは胸を痛める大きな原因になります。
一般的には付き合った後に体の関係を持ちますが、順序が逆になるケースもあります。こうなると、今の自分たちの関係は本当に体だけなのかと疑問に感じることもあるでしょう。
そこで本記事では、体だけの関係を求める男性心理はもちろん、彼女になる方法、関係の見極め方まで詳しく紹介します。
体だけの関係?ハッキリさせない男性心理
実際のところ、体だけの関係を続ける男性は何を考えているのでしょうか?関係をハッキリさせない理由について解説します。
曖昧な関係性のほうが楽
最初に考えられる男性心理は、曖昧な関係を楽だと感じているケースです。
彼氏彼女になった場合、基本的に相手だけを自身のパートナーと定めるため浮気はNGになります。また相手のことを思いやる・定期的な連絡やデートなども必要になるでしょう。
しかし体だけの関係であれば、性欲を満たしつつ面倒な責任が伴いません。体だけの関係とは、一部の男性にとって非常に都合がよく楽な関係だといえるでしょう。
この楽な関係を継続したいからこそ、曖昧な態度を崩さないのです。
たくさんの女性と関係を持ちたい
男性には「たくさんの子孫を残したい」という本能があるといわれています。
この本能から、ひとりだけの女性に絞るのではなく、たくさんの女性と関係を持ちたいと考えるケースもあります。
もちろんすべての男性が、本能に基づいてたくさんの女性と関係を持っているわけではありません。
たくさんの女性と関係を持つ男性の中には、単純に女性遊びが好き、女性と関係を持つことを悪いと思っていないなどの理由も考えられます。
たくさんの女性と関係を持ちたいと考えている場合、体だけの関係はむしろ男性にとっては自然な関係だといえるでしょう。
キープしている
ほかに本命がいることから、キープ扱いをされているケースです。
本命を彼女にするまでの遊び相手、または本命に振られた場合に寂しくならないためのキープだと考えられます。
本命ではないからこそ、付き合う前に簡単に体の関係を迫られるのです。
キープの場合は、本命に振られた際に彼女に昇格する可能性も考えられるでしょう。ただし大切にしてくれるかは別の話になります。
単純にセフレだと思っている
女性側も体だけの関係を望んでいると誤解されているケースです。
この場合は、お互いに納得済みだと思っているため、男性は女性が悩んでいることに気がついていません。
または、その場の勢いなどで体の関係を持っただけで、ただの友達だと思っているケースもあります。
このケースの場合は、セフレや友達としての好意しか期待できないと考えたほうが良いでしょう。
体だけの関係を抜け出して彼女になる方法
体だけの関係である場合、基本的に男性が彼女にしたいと考えない限り、自然に恋人同士になることは難しいといえます。
体だけの関係から抜け出すには、女性から行動しなければなりません。ここでは体だけの関係を抜け出すために必要な行動・考え方について紹介します。
都合の良い女をやめる
一番にやるべきことは、都合の良い女をやめることです。
デートはいつもホテル直行、こちらの都合も聞かずにいきなり会いたがるなど、男性側の一方的な都合には応じない姿勢を見せてください。
よくいわれるように、男性は簡単に手に入るものにはあまり執着を見せません。自分の言うことなら何でも聞いてくれる、このような女性に対しては、どうしても態度がおざなりになりがちです。
男性から連絡が来た際には、3回に1回は断るようにしてみましょう。
「いつでも男性に合わせて動けるわけではない」「女性にも自分の都合がある」とわかってもらうためです。
男性の好みに合わせて自分磨き
関係を切りたい場合は、連絡を完全に断ってしまえばそれで終了です。しかし彼女になりたいのであれば、自分のことを好きになってもらわなければいけません。
そこで必要になるのが自分磨きです。肌や髪の手入れ、自分に合ったおしゃれを楽しんでみましょう。もちろん外見だけではなく、内面を磨くことも重要です。
自身を磨くと同時に、相手に会えない寂しさをごまかすこともできます。
そして体だけの関係から彼女になる際の自分磨きでポイントになるのは、磨く内容をある程度男性の好みに合わせることです。
会わないうちに好みの女性になっていれば、少なからず興味を引くことが叶います。
もちろん自分磨きは自分自身のために行うものですが、エッセンス程度にお目当ての男性の好みも入れてみましょう。
周りを巻き込む
体だけの関係の相手が学生時代の友人であったり、職場で関係があったりする場合は、周りの人を巻き込む方法も有効です。
巻き込むといっても、彼氏彼女になれるよう協力を要請するわけではありません。大人同士の恋愛であるため、関係を吹聴することはおすすめできません。
ただ相手の友人と顔見知りになるなどして、知り合いの輪を広げていくのです。
体だけの関係になると、関係性そのものも2人だけの間で終結しがちになります。しかし恋人同士であれば、友人や同僚、家族など関係性は広がっていくものです。
形から恋人と同じような状態にすることで、いつの間にか彼女扱いに変わっていく方法を目指してみましょう。
ただ関わる人が増える分、相手に自分がふさわしくないなどの横やりが入ることもあります。
どちらのケースになるか一概にはいえませんが、曖昧な関係に変化を与えてくれるでしょう。
本当に体だけの関係?チェックポイント
自分は体だけの関係だと悩んでいたけれど「相手は付き合っていると思っていた」というケースも実在します。ここでは相手との関係が本当に体だけなのかを見極めるポイントを見ていきましょう。
体の関係がなくても不機嫌にならないか
体の関係を断った際、男性が不機嫌にならないかを確認してください。
体だけの関係は、文字通り肉体関係を持つことが目的です。したがって体の関係が持てないとわかったときの態度で、女性をどのように見ているのかがわかります。
あからさまに不機嫌になったり、帰ってしまったりするようであれば体目的でしょう。一方、体調を労わってくれたり、普通にデートをしたりできるのであれば、大切に思われていると考えられます。
デートをするか
一般的な恋人のように、デートができるかもポイントです。肉体関係なしのデートだけでも楽しめるのであれば、体だけの関係とは言い切れません。
特に昼間のデートであれば、顔見知りと出会うことも考えられます。誰かと会う可能性をいとわないようであれば、より恋人・恋人候補と思っているのではないでしょうか。
しかしデートといっても食事だけで、すぐにホテルに向かう場合は注意が必要です。確かめるためにも、美術館や遊園地、ウィンドウショッピングなどに自分から誘ってみましょう。
LINEや電話のやりとりがあるか
体だけの関係の場合、多くは男性が体の関係を持ちたくなったときだけ連絡が来る傾向があります。そのため普段からLINEや電話のやりとりがあるかも重要な見極めポイントです。
デートのお誘いだけではなく、雑談も楽しめるか確認してください。
ただし男性の中には、恋人であっても連絡を面倒だと感じる方がいます。この場合は、こちらから電話をしてみましょう。
文字を打たなくてよいため、電話であれば連絡無精な男性でも問題なく対応してくれる可能性があります。逆に電話すら嫌うようであれば、ほかに本命がいる可能性が考えられます。
お互いの個人情報をどこまで知っているか
お互いの個人情報をどこまで知っているかも重要なポイントです。特にマッチングアプリで出会った場合は、お互いのニックネームしか知らないこともあります。
相手の名前も知らない状態の場合は、残念ながら体の関係と考えて良いでしょう。
反対に「免許証や名刺を見せてくれる」「友達を紹介してくれる」などがあれば、ある程度真剣な思いがあると考えられます。
個人情報を聞いた際に嫌がるようであれば、早めにお別れをしたほうが良いかもしれません。
辛い関係は解消して新しい出会いを探そう
好きな相手と体だけの関係だと認めることは辛いことでしょう。
しかし、ずるずると体だけの関係を続けても、女性にとって良いことはありません。曖昧な関係をハッキリさせて、自分がどう動くべきなのかをしっかりと考えることが重要です。
関係をハッキリさせれば、実は言葉にしていなかっただけで、恋人同士だったと判明することもあります。そうなれば、ひとりで悩む必要はありません。
一方、体だけの関係だとハッキリした場合は、今後のことを考えるきっかけになります。彼女になる努力をする、または諦めて新しい出会いを探すなど、取れる選択肢も豊富にあります。
ひとりだけで悩むのではなく、すてきな未来を目指して行動してみましょう。